2011 年 3 月 31 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

新しい Google アナリティクスは、段階的に皆様にリリースしていきます。新しい機能も徐々に追加していく予定です。もし、早めにご覧になりたい場合には、 こちらからお申込みください(英語)。また、レポート上の日本語表記も、合わせて変更を進めています。ベータ版の段階では変更が完全ではない場合もありますので、その点予めご了承ください。

さて、新しい Google アナリティクスの機能のご紹介、今回は、いろいろ工夫できるようになったグラフのご紹介です。

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アクセス解析で訪問数などの「トレンドの把握」は、基本の重要な取り組みの一つです。変化が一目で把握できるのはもちろんですが、変化の原因追求がもっと見つけやすくならないか? ユーザーのそんな声を、これまで多くいただいてきました。アドバンスセグメントはそのひとつの答えです。セグメントに絞り込んで原因を追求するのは有効な方法です。今回ご紹介するグラフの新機能は、アドバンスセグメントよりも、さらに簡単にすばやく、絞り込みが行える機能です。

たとえば「トラフィック」メニューの「すべてのトラフィック」で使ってみましょう。グラフが上下していれば、そのトレンドに影響を与えている主な参照元がどこか、ひとつひとつ絞り込んでみていきます。新しいレポート画面には、表の各行に、チェックボックスがつきました。また、表の下には「行を表示」というボタンがついています。















比較してみたい参照元をチェックし、「行を表示」のボタンをクリックすれば、指定した参照元のトレンドが、簡単にグラフ上で比較できます(今のところ指定は二つまで)。新規とリピーターのグラフのように、レポートの表示が円グラフになっている場合は、グラフ表示を切り替えるプルダウンから、「データ」を選ぶことで使えるようになります。














英語ですが、こちらに操作方法を紹介した動画をご用意しています(英語では「Plot Row」という用語です)。



この「行を表示」の機能は、直帰率のように、グラフの目盛りが「割合」になる場合に、さらに有効かもしれません。絶対数だと、少ないトラフィックは地を這うような表示でトレンドの比較がしにくいのですが、直帰率で見た場合、どの参照元が、全体のトレンドと同じ傾向になっているか、すぐに比較検証することができるでしょう。新しいグラフでは、グラフの上にある四角いボックス内の指標(「新規セッションの割合」や「直帰率」)をクリックするだけで、グラフの指標を簡単に切り替えることができます ...
2011 年 3 月 31 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

新しい Google アナリティクスは、段階的に皆様にリリースしていきます。新しい機能も徐々に追加していく予定です。もし、早めにご覧になりたい場合には、こちらからお申込みください(英語)。また、レポート上の日本語表記も、合わせて変更を進めています。ベータ版の段階では変更が完全ではない場合もありますので、その点予めご了承ください。

さて、新しい Google アナリティクスの機能のご紹介、今回は、いろいろ工夫できるようになったグラフのご紹介です。

[クリックすると画像が大きくなります]









アクセス解析で訪問数などの「トレンドの把握」は、基本の重要な取り組みの一つです。変化が一目で把握できるのはもちろんですが、変化の原因追求がもっと見つけやすくならないか? ユーザーのそんな声を、これまで多くいただいてきました。アドバンスセグメントはそのひとつの答えです。セグメントに絞り込んで原因を追求するのは有効な方法です。今回ご紹介するグラフの新機能は、アドバンスセグメントよりも、さらに簡単にすばやく、絞り込みが行える機能です。

たとえば「トラフィック」メニューの「すべてのトラフィック」で使ってみましょう。グラフが上下していれば、そのトレンドに影響を与えている主な参照元がどこか、ひとつひとつ絞り込んでみていきます。新しいレポート画面には、表の各行に、チェックボックスがつきました。また、表の下には「行を表示」というボタンがついています。















比較してみたい参照元をチェックし、「行を表示」のボタンをクリックすれば、指定した参照元のトレンドが、簡単にグラフ上で比較できます(今のところ指定は二つまで)。新規とリピーターのグラフのように、レポートの表示が円グラフになっている場合は、グラフ表示を切り替えるプルダウンから、「データ」を選ぶことで使えるようになります。














英語ですが、こちらに操作方法を紹介した動画をご用意しています(英語では「Plot Row」という用語です)。



この「行を表示」の機能は、直帰率のように、グラフの目盛りが「割合」になる場合に、さらに有効かもしれません。絶対数だと、少ないトラフィックは地を這うような表示でトレンドの比較がしにくいのですが、直帰率で見た場合、どの参照元が、全体のトレンドと同じ傾向になっているか、すぐに比較検証することができるでしょう。新しいグラフでは、グラフの上にある四角いボックス内の指標(「新規セッションの割合」や「直帰率」)をクリックするだけで、グラフの指標を簡単に切り替えることができます。














さらに、この「行を表示」の機能は、アドバンスセグメントの絞り込みと組み合わせて使うこともできます。アドバンスセグメントで「新規」に絞り込んだ上で、さらに「トラフィック」のレポートを主な参照元で見ていくこともできるのです。この他にも、グラフの関連でいくつかの新しいリンクや機能が追加されています。ぜひ、使ってみてください。

新しい Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。

2011 年 3 月 26 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

これから新しい Google アナリティクスについて、いくつかのブログ記事をご紹介していく予定です。この記事は、その第1弾です。

新しい Google アナリティクスは、段階的に皆様にリリースしていきます。今後、少しづつ確認できるユーザーを増やしていき、新しい機能も徐々に追加していく予定です。今後も進化や変化を重ねながら、ベータから本番へと進んでいきます。当面は現在お使いのバージョンと、並行して見ることができます。もし、早めにご覧になりたい場合には、 こちらからお申込みください(英語)。今回は、大きく進化したマイレポートのご紹介です。

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Google アナリティクスにアクセスして、まず最初に見る画面が、マイレポートだ、というユーザーが、これからきっと増えていくでしょう。マイレポートは、今回の新しいバージョンで、機能やデザイン面で、大幅に進化しています。

新しいマイレポートでは、「ウィジェット」という部品を一つ一つカスタマイズしながら、マイレポートに追加していくことができます。
















「ウィジェット」は以下の 4 種類があります。見たいレポートに合わせて、形式を選択します。ドラッグアンドドロップで、表示位置を自由に変更できます。

*指標の表示
2011 年 3 月 26 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

これから新しい Google アナリティクスについて、いくつかのブログ記事をご紹介していく予定です。この記事は、その第1弾です。

新しい Google アナリティクスは、段階的に皆様にリリースしていきます。今後、少しづつ確認できるユーザーを増やしていき、新しい機能も徐々に追加していく予定です。今後も進化や変化を重ねながら、ベータから本番へと進んでいきます。当面は現在お使いのバージョンと、並行して見ることができます。もし、早めにご覧になりたい場合には、こちらからお申込みください(英語)。今回は、大きく進化したマイレポートのご紹介です。

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Google アナリティクスにアクセスして、まず最初に見る画面が、マイレポートだ、というユーザーが、これからきっと増えていくでしょう。マイレポートは、今回の新しいバージョンで、機能やデザイン面で、大幅に進化しています。

新しいマイレポートでは、「ウィジェット」という部品を一つ一つカスタマイズしながら、マイレポートに追加していくことができます。
















「ウィジェット」は以下の 4 種類があります。見たいレポートに合わせて、形式を選択します。ドラッグアンドドロップで、表示位置を自由に変更できます。

*指標の表示
ページビューや直帰率など重要な指標を指定した期間の値で表示します。
指標の多くで、サイトの平均値やとの差もわかります。

*円グラフ
新規とリピーターの割合や、参照元の割合など、円グラフで表示することでサイトのセグメント分布や、ユーザーの傾向が一目でわかります。

*タイムライン(時系列)のグラフ
訪問数やページビューなど、時系列のトレンドを見るのに適しています。
2 つの指標をグラフで比較して見ることもできます。

*表形式の表示
キーワードの一覧や、参照サイトの一覧など、表形式で上位のものを一覧する際に便利です。10 行まで指定できます。

新しいマイレポートでは、複数のダッシュボードが作成できるようになりました。従来は一つしか作れずに不満に思っていた方には朗報です。プロファイルごとに 20 個まで個別のマイレポートが作成できます。目的ごとに、たとえば「サイトの主な指標」「検索エンジンの分析」「コンバージョン分析」などのマイレポートを作成することで、いつでも必要な指標を一目で確認することができます。また、日付のプルダウンを変更すれば、期間の指定や、過去の期間との比較を行うことができます。










今回のマイレポートの進化は、これで終わり、というわけではありません。まずは主要な機能をお見せしたいと思って、今回のリリースを行いました。他の人と共有したいな、メールでお知らせしたいな、エクセルに落として確認したいな、といったご要望には応えていく予定です。ぜひ、楽しみにしていてください。

マイレポートが充実することで、毎日確認したい、とそう思っていただければうれしいな、と思います。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。

2011 年 3 月 19 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

この度の震災の中、皆さまのご無事をお祈りするとともに、被害を受けた方々、ご関係者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。一日も早くアクセス解析やサイト改善の取り組みが、皆様のビジネスや地域の回復につながるよう、心から願っています。

Google アナリティクスのチームは、通常通り業務を継続しており、よりよいサービスへの進化を継続しています。先日も、サンフランシスコで行われた「 Google Analytics User Conference 」で、新しいバージョンの Google アナリティクスを発表しました。すでに一部の方々には、ベータ版にご参加いただいています。この新しいバージョンは、小さなグループに分け、段階的にリリースが行われていきます。

新しいバージョンが利用できるようになった場合、Google アナリティクス を開いた画面右上、アカウント表示の左側に、新しいバージョンへのリンクが出てきます。






新しい Google アナリティクスは、よりわかりやすく、そして、より速くデータにアクセスできることを目指しています。そのため多くの新しい機能が追加されていきます。こういった変更は、すべてパートナーやユーザーからのフィードバックをもとにしています ...
2011 年 3 月 19 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

この度の震災の中、皆さまのご無事をお祈りするとともに、被害を受けた方々、ご関係者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。一日も早くアクセス解析やサイト改善の取り組みが、皆様のビジネスや地域の回復につながるよう、心から願っています。

Google アナリティクスのチームは、通常通り業務を継続しており、よりよいサービスへの進化を継続しています。先日も、サンフランシスコで行われた「 Google Analytics User Conference 」で、新しいバージョンの Google アナリティクスを発表しました。すでに一部の方々には、ベータ版にご参加いただいています。この新しいバージョンは、小さなグループに分け、段階的にリリースが行われていきます。

新しいバージョンが利用できるようになった場合、Google アナリティクス を開いた画面右上、アカウント表示の左側に、新しいバージョンへのリンクが出てきます。






新しい Google アナリティクスは、よりわかりやすく、そして、より速くデータにアクセスできることを目指しています。そのため多くの新しい機能が追加されていきます。こういった変更は、すべてパートナーやユーザーからのフィードバックをもとにしています。

たとえば、アドバンスセグメントを複数指定すると、これまでは「全セッション」も同時に表示されてわずらわしい点がありました。これが新しいバージョンでは、必要なくなります。また、マイレポートを複数作成することも、できるようになっています。

これらの変更は今後の拡張のほんの一部であり、今後も新しい Google アナリティクスについてこのブログでお伝えしていくことになるでしょう。もし、早めにベータ版を見たい場合、こちらの「Beta Sign Up (英語)」からお申込みください。

なお、新しいバージョンでも、レポートされるデータの形式の多くは変わりません。また、今回のベータ版は、しばらく今までのバージョンと並行して稼動し、すぐに一気に置き換わることはありません。

新しい Google アナリティクスには、新しい「Help Center(ヘルプセンター)」もあります。また、いつも使っていたメニューが新しいバージョンでどこに移ったかわかるように「Report Finder(レポートファインダー)」も用意しています。(多くがまだ英語で提供されていますが、徐々に日本語化していきます。ご了承ください)。

また、新しいバージョンの Google アナリティクスのための「ヘルプフォーラム」も開設に向けて準備しています。

Google アナリティクスは皆様のフィードバックを活かして成長していく製品です。ぜひ、引き続き皆様からのフィードバックをお待ちしております。引き続きよろしくお願い申し上げます。

2011 年 3 月 11 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント

Google Analytics の「ベンチマーク」の機能が変更になり、今週から順次、新しい形に移行していきます。

ベンチマークのサービスは、提供開始からほぼ3年が経過しました。このサービスは、事前に「Google Analytics のデータの共有設定(匿名の形式)」を設定している方のみご利用いただけるサービスです。この「ベンチマーク」は、現在、Google アナリティクスの「ユーザー」のメニューからご利用いただいてきましたが、今回の変更で「ベンチマーク」は、メニュー画面から削除されます。今後は、メール配信の形で、お届けする形に変更になります。

今後数週間のうちに、新しいベンチマークレポートのメールを配信します。メールの配信対象は、データの共有設定を行っているアカウントの「管理者」の方々です。レポートの内容は、アクセスのトレンド、地域情報、トラフィックや、ロイヤリティなどに関するデータです。

まだベンチマークを設定していない方は、データ共有設定をオンにしていただければ、メールでのレポートを受信することができます。手順は下記のとおりです。
  1. Google アナリティクスにログインします
  2. 画面右上の「マイ Analytics アカウント」の一覧から該当するアカウントを選びます
  3. サマリーの右に管理者のみに表示される「アカウント設定を編集」をクリックします
  4. 「Google Analytics のデータの共有設定」から「Google など(匿名の形式)」をチェックします
クリックすると画像が大きくなります
2011 年 3 月 11 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント

Google Analytics の「ベンチマーク」の機能が変更になり、今週から順次、新しい形に移行していきます。

ベンチマークのサービスは、提供開始からほぼ3年が経過しました。このサービスは、事前に「Google Analytics のデータの共有設定(匿名の形式)」を設定している方のみご利用いただけるサービスです。この「ベンチマーク」は、現在、Google アナリティクスの「ユーザー」のメニューからご利用いただいてきましたが、今回の変更で「ベンチマーク」は、メニュー画面から削除されます。今後は、メール配信の形で、お届けする形に変更になります。

今後数週間のうちに、新しいベンチマークレポートのメールを配信します。メールの配信対象は、データの共有設定を行っているアカウントの「管理者」の方々です。レポートの内容は、アクセスのトレンド、地域情報、トラフィックや、ロイヤリティなどに関するデータです。

まだベンチマークを設定していない方は、データ共有設定をオンにしていただければ、メールでのレポートを受信することができます。手順は下記のとおりです。
  1. Google アナリティクスにログインします
  2. 画面右上の「マイ Analytics アカウント」の一覧から該当するアカウントを選びます
  3. サマリーの右に管理者のみに表示される「アカウント設定を編集」をクリックします
  4. 「Google Analytics のデータの共有設定」から「Google など(匿名の形式)」をチェックします
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ここ数日のうちにベンチマークはメニューから削除されますので、確認が必要であれば、アクセスしていただきますようお願いします。繰り返しになりますが、新しいメールの配信対象は、Google アナリティクス の管理者のみが対象になります点、ご注意ください。

今後配信される新しいレポートについて、皆様のフィードバックを活かしていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。