フィルタ作成時のポイント - カスタムフィルタの活用法 -
2008年4月28日月曜日
2008年 4月28日
Posted by 江 建 クライアントサービス
カスタムフィルタの活用方法として、一致フィルタと除外フィルタ、検索フィルタと置換フィルタの事例をご紹介します。
■一致フィルタと除外フィルタ
一致フィルタと除外フィルタは、ログ ファイルの処理時に不要なヒット数*を除外する場合に使用します。Analyticsのログ データ (生データ) には、ユーザーがファイルを閲覧する毎に(これをヒット数*と言います)、約40種類のデータが1つの行に記録されます。このデータには、ユーザーの参照情報(検索エンジン、キーワード等)や、ユーザー環境(OS、ブラウザ、接続環境)等の情報が含まれます。フィルタはこれらのデータ フィールドを対象に処理を行います。たとえば、除外フィルタで、フィルタフィールド*から ブラウザを選択した場合、特定のブラウザを利用しているユーザーのヒットに含まれる、OS、ページ タイトル、ホスト名など、すべてのフィールドの情報がレポートから除外されます。
*通常、ヒット数とは、ログ型の解析ツールの場合、ウェブサーバーに対して要求された全てのファイルの合計のことで、HTMLファイル、CSSファイル、JSファイル、GIFファイル、JPGファイルなど、多数のファイルを読み込んだ合計数を指しますが、Google Analyticsの場合、HTMLファイルのみです。
*フィルタフィールドの詳細項目
http://adwords.google.com/support/bin/answer.py?answer=55588
各フィールドのデータに対して処理を行う場合は、フィルタに正規表現を使用します。 正規表現をご存知でない場合は、設定を行う前に「正規表現とは何ですか。」 (ヘルプページが英語の場合、画面右上の「言語を変更」より「日本語」を選択してください。) をご覧ください。
除外フィルタが適用されると、パターンに一致するヒット数が除外されます。自社ドメインのアクセスを除外する設定をご紹介しましょう。サイトへのトラフィックが多くない場合、自社からのアクセスが目立つ場合があり、自身のドメインからのアクセスをレポートに含めず、正確にレポートを表示させたい場合があります。その場合、下記の手順でフィルタを作成します。
1. Google Analytics にログインします。
2. [フィルタ マネージャ] をクリックします。
3. [フィルタを追加] をクリックします。
4. [フィルタ名] を入力します(下図では「自社ドメイン除外」と入力)。
5. [フィルタの種類] で [カスタム フィルタ] を選択します。
6. [除外] をクリックし、[フィルタ フィールド] から [キャンペーンのソース] を選択します。
7. "mydomain\.com$" というフォーマットでご自身のドメイン名を入力します(下図では、「googlestore.com」と入力)。
8. このフィルタを該当のプロファイルに適用します。
9. [完了] をクリックします。
[クリックすると画像が大きくなります]

ただし、自宅からのアクセスの場合、ocn.ne.jpのようにインターネット・サービス・プロバイダになりますので、上記の方法で除外フィルタを適用すると、同じプロバイダからのアクセスがすべて除外されてしまいますので、ご留意ください。
その場合の回避策として、クッキーによる除外フィルタを設定してください。
Cookieによる除外フィルタの設定
1. ドメイン上に新しいページを作成し、Analyticsのトラッキングコードの下に、Cookieを発行用の下記のコードを挿入します。
<body onLoad="javascript:__utmSetVar('no_report')">
2. Google Analyticsのレポートから除外したいユーザーにこのページにアクセスしてもい、それぞれのコンピュータにこの Cookie を設定します(例:社内のユーザーをレポートから除外したい場合、最初に一度だけこのページにアクセスしてもらうようにします)。
3. この cookie が設定されているユーザーのデータを除外するための除外フィルタを作成します。下記の設定でフィルタを作成します。
・フィルタの種類: カスタムフィルタ > 除外
・フィルタ フィールド: ユーザー定義
・フィルタ パターン: no_report
・大文字と小文字の区別: いいえ
詳細の手順は下記のURLをご覧ください。
http://www.google.com/support/googleanalytics/bin/answer.py?answer=55494
一致フィルタは、除外フィルタと逆に指定したデータを抽出します。 一致フィルタが適用されると、パターンとデータが一致しないヒットは除外されます。複数の一致フィルタを適用する場合、適用されたすべての一致フィルタに一致するヒットのみが保存されます。 特定のフィールドに複数のパターンを含めるには、1 つのフィルタにすべての正規表現を "|" で区切って指定してください。
大文字と小文字を区別してフィルタを適用する場合、[大文字と小文字の区別] オプションで、「はい」を選択してください。
■検索と置換フィルタ
検索と置換フィルタは、一致した表現を他の文字列に置き換える場合に使います。 検索と置換フィルタには、フィルタフィールドを指定し、検索する表現、置き換える表現のそれぞれを設定する必要がございます。検索する表現は正規表現で指定する必要がございますが、置き換える表現は任意のテキストに指定できます。
たとえば、検索と置換フィルタを使用して、レポートより先頭のディレクトリの名前を削除する場合は、 リクエスト URI フィールドを選択し、[検索する文字列] フィールドに「 ^/ディレクトリ/ 」と入力します。 [置換後の文字列] には「/」と入力します。
他の用途としては、リクエストのクエリ文字列にあるカテゴリ ID 番号をわかりやすい単語に置き換えることもできます。 たとえば、転職サイトの場合、リクエストされたファイルに下記のクエリが追加されているとします。

http://www.example.com/positionsearch.cgi?jobid=100
http://www.example.com/positionsearch.cgi?jobid=110
http://www.example.com/positionsearch.cgi?jobid=120
検索と置換フィルタを使用すると、100 や 110や120 などの ID をわかりやすい単語に変換できます。 たとえば、100 を営業職種に変換したり、110 をマーケティング職種に変換したり、120をソフトウェアエンジニアを変換したりできます。

これにより、ウェブマスターの担当でなくID コードを知らなくても、レポートの内容を簡単に把握することができます。

置換フィルタを適用すると、上図のように、「コンテンツ」レポートの上位のコンテンツ等でフィルタで置き換えているため、どの職種カテゴリページが一番よく見られているか、簡単に把握できます。
・関連リンク
カスタムフィルタを作成するにはどうすればよいですか?
http://www.google.com/support/googleanalytics/bin/answer.py?answer=55492
Posted by 江 建 クライアントサービス
カスタムフィルタの活用方法として、一致フィルタと除外フィルタ、検索フィルタと置換フィルタの事例をご紹介します。
■一致フィルタと除外フィルタ
一致フィルタと除外フィルタは、ログ ファイルの処理時に不要なヒット数*を除外する場合に使用します。Analyticsのログ データ (生データ) には、ユーザーがファイルを閲覧する毎に(これをヒット数*と言います)、約40種類のデータが1つの行に記録されます。このデータには、ユーザーの参照情報(検索エンジン、キーワード等)や、ユーザー環境(OS、ブラウザ、接続環境)等の情報が含まれます。フィルタはこれらのデータ フィールドを対象に処理を行います。たとえば、除外フィルタで、フィルタフィールド*から ブラウザを選択した場合、特定のブラウザを利用しているユーザーのヒットに含まれる、OS、ページ タイトル、ホスト名など、すべてのフィールドの情報がレポートから除外されます。
*通常、ヒット数とは、ログ型の解析ツールの場合、ウェブサーバーに対して要求された全てのファイルの合計のことで、HTMLファイル、CSSファイル、JSファイル、GIFファイル、JPGファイルなど、多数のファイルを読み込んだ合計数を指しますが、Google Analyticsの場合、HTMLファイルのみです。
*フィルタフィールドの詳細項目
http://adwords.google.com/support/bin/answer.py?answer=55588
各フィールドのデータに対して処理を行う場合は、フィルタに正規表現を使用します。 正規表現をご存知でない場合は、設定を行う前に「正規表現とは何ですか。」 (ヘルプページが英語の場合、画面右上の「言語を変更」より「日本語」を選択してください。) をご覧ください。
除外フィルタが適用されると、パターンに一致するヒット数が除外されます。自社ドメインのアクセスを除外する設定をご紹介しましょう。サイトへのトラフィックが多くない場合、自社からのアクセスが目立つ場合があり、自身のドメインからのアクセスをレポートに含めず、正確にレポートを表示させたい場合があります。その場合、下記の手順でフィルタを作成します。
1. Google Analytics にログインします。
2. [フィルタ マネージャ] をクリックします。
3. [フィルタを追加] をクリックします。
4. [フィルタ名] を入力します(下図では「自社ドメイン除外」と入力)。
5. [フィルタの種類] で [カスタム フィルタ] を選択します。
6. [除外] をクリックし、[フィルタ フィールド] から [キャンペーンのソース] を選択します。
7. "mydomain\.com$" というフォーマットでご自身のドメイン名を入力します(下図では、「googlestore.com」と入力)。
8. このフィルタを該当のプロファイルに適用します。
9. [完了] をクリックします。
[クリックすると画像が大きくなります]
ただし、自宅からのアクセスの場合、ocn.ne.jpのようにインターネット・サービス・プロバイダになりますので、上記の方法で除外フィルタを適用すると、同じプロバイダからのアクセスがすべて除外されてしまいますので、ご留意ください。
その場合の回避策として、クッキーによる除外フィルタを設定してください。
Cookieによる除外フィルタの設定
1. ドメイン上に新しいページを作成し、Analyticsのトラッキングコードの下に、Cookieを発行用の下記のコードを挿入します。
<body onLoad="javascript:__utmSetVar('no_report')">
2. Google Analyticsのレポートから除外したいユーザーにこのページにアクセスしてもい、それぞれのコンピュータにこの Cookie を設定します(例:社内のユーザーをレポートから除外したい場合、最初に一度だけこのページにアクセスしてもらうようにします)。
3. この cookie が設定されているユーザーのデータを除外するための除外フィルタを作成します。下記の設定でフィルタを作成します。
・フィルタの種類: カスタムフィルタ > 除外
・フィルタ フィールド: ユーザー定義
・フィルタ パターン: no_report
・大文字と小文字の区別: いいえ
詳細の手順は下記のURLをご覧ください。
http://www.google.com/support/googleanalytics/bin/answer.py?answer=55494
一致フィルタは、除外フィルタと逆に指定したデータを抽出します。 一致フィルタが適用されると、パターンとデータが一致しないヒットは除外されます。複数の一致フィルタを適用する場合、適用されたすべての一致フィルタに一致するヒットのみが保存されます。 特定のフィールドに複数のパターンを含めるには、1 つのフィルタにすべての正規表現を "|" で区切って指定してください。
大文字と小文字を区別してフィルタを適用する場合、[大文字と小文字の区別] オプションで、「はい」を選択してください。
■検索と置換フィルタ
検索と置換フィルタは、一致した表現を他の文字列に置き換える場合に使います。 検索と置換フィルタには、フィルタフィールドを指定し、検索する表現、置き換える表現のそれぞれを設定する必要がございます。検索する表現は正規表現で指定する必要がございますが、置き換える表現は任意のテキストに指定できます。
たとえば、検索と置換フィルタを使用して、レポートより先頭のディレクトリの名前を削除する場合は、 リクエスト URI フィールドを選択し、[検索する文字列] フィールドに「 ^/ディレクトリ/ 」と入力します。 [置換後の文字列] には「/」と入力します。
他の用途としては、リクエストのクエリ文字列にあるカテゴリ ID 番号をわかりやすい単語に置き換えることもできます。 たとえば、転職サイトの場合、リクエストされたファイルに下記のクエリが追加されているとします。
http://www.example.com/positionsearch.cgi?jobid=100
http://www.example.com/positionsearch.cgi?jobid=110
http://www.example.com/positionsearch.cgi?jobid=120
検索と置換フィルタを使用すると、100 や 110や120 などの ID をわかりやすい単語に変換できます。 たとえば、100 を営業職種に変換したり、110 をマーケティング職種に変換したり、120をソフトウェアエンジニアを変換したりできます。
これにより、ウェブマスターの担当でなくID コードを知らなくても、レポートの内容を簡単に把握することができます。
置換フィルタを適用すると、上図のように、「コンテンツ」レポートの上位のコンテンツ等でフィルタで置き換えているため、どの職種カテゴリページが一番よく見られているか、簡単に把握できます。
・関連リンク
カスタムフィルタを作成するにはどうすればよいですか?
http://www.google.com/support/googleanalytics/bin/answer.py?answer=55492